007 スカイ・フォール

嬉しいことにキム・ヨナが20ヶ月ぶりに復活した。キム・ヨナと言えば、007のテーマ。で、日曜日の午後、思いつきであったが”スカイ・フォール”を観にいくことにした。ヲレが過去に観た007シリーズのジェームズ・ボンドといえばロジャー・ムーアだったりして、それでもって原点は、ショーン・コネリーなので、ダニエル・クレイグジェームズ・ボンドはかなり不安だったのだが、いやいや、実に面白かった。

ヲレが知っている007シリーズって非現実的な世界のはずだったのだが、意外や意外、この映画ではかなり人間くさくリアルな世界であった。全体的なトーンも英国の薄暗さと気位いの高さが前面に出ていて、一貫してオシャレな画になっている。ダニエルの縦ストライプのスーツ姿もカッコイイ。あんな風にピシッと着こなせるようになりたい。

アストン・マーティンワルサーPPKなんかもさり気なく出てきて懐かしい。さすがシリーズ50周年記念作品だ。ハイテクだけではなくて、最後はアナログで決着なところも我々年寄りファンを見捨てなかったと嬉しいところ。20年くらい007シリーズ観ていなくても、まったく問題ないストーリ、展開は年寄りファンにやさしい。しかも、MI6の内情・人間関係、ボンドの生誕の秘密などかなり深いテーマも描き出している。アクションだけじゃくて、しっかり作り込んでいるところが偉い。次に繋がる仕掛けもあり。次作は、また観てしまうな。

(写真は:中学生の頃に描いたショーン・コネリージェームズ・ボンド

ちなみに、前半で流れるメインな曲 ”Skyfall” も期待感たっぷりでとても良い。帰宅後、iTSで150円で購入しちゃった。