静岡空港の総合案内所、がんばれ

静岡空港には、時間が空いた時に様子を見に行っている。旅行前の昂揚を疑似体験(エア旅行)できるし、何らかの情報も得ることができる。知っている方にも会うことも多いし。

今回は、11月に予定している鹿児島の情報収集が主な目的。そこで気がついたこと。

<就航先の情報が少なすぎる>

インバウンドに力を入れすぎているのでは。毎日、あれだけ多くの方が見学に来ているのだから、それらの人に旅行に行きたくなる雰囲気を作らせるとか情報提供をするとかの努力がもっと必要じゃないか。九州・北海道などの情報って、小さなパンフレットスタンド2つだけで、鹿児島県の観光パンフレット5部抜いたらもうほとんどなくなってしまうレベル。しかも、情報公開コーナーの奥の奥にあるので、多分、みんなあそこまではたどり着かない。

静岡県の人が外に出ていき、就航先の地域とビジネスでも私的な交流でもなんでもいいから関係を築く。次は、こちらに来てもらうような良好な関係作り。「来てよ来てよ」と静岡空港内で県内の情報ばかりを提供しても利用客は増えないのではと思うのだが、如何か。

<総合案内所がダメダメ>

総合案内所、なんどか利用したがなんの有益な情報も得られない。また、利用客の意見のフィードバックがされているとも思えない。有益な情報を提供しようとする努力がされているとは思えない・・・と感じてしまう。今回の例で言えば、FDAが11月からフライトスケジュールを改定する。時刻表が欲しかったため、いつも利用している総合時刻表を貰いに総合案内所を利用した。ところが10月末までのものだったので11月以降のことについて訊ねたが、もうダメダメ。

  • FDAが11月フライトの改定があるので、それが判るものがありますか。
  • まだ、新しいものができていません。
  • なにか判るものがありますか。
  • 日1便になることは判っていますが、まだ、こちらには情報が来ていません。FDAに訊いて下さい。

なもんだから、50メートル横のFDAのカウンターに行くと、12月20日までのFDAの時刻表が置いてあるのだよね。おいおいですよ。総合案内所の方、自分で情報取りに行く(勉強する)つもりはないのか、あるいは空港全体を把握しようとする意欲は無いのかと思う。あれじゃあ、お客様目線の必要な情報を提供できないよ。ちなみにFDAのインターネットサイトでも時刻は公表している。正直、彼女たち、発着便が無い時、ほとんど用事無いじゃないか。あのカウンターの中に控えているの3人の方、朝から何をしているんだと思う。

こういうのって我が職場でも同じことが言えるのだろう。自分の業務以外の情報収集をしたり、全体のことをより良くなるように考えたり、そういう努力をすることは当然だと思うのだが、全体が同じ方向を向くのが難しいのが世の常。取り敢えず、いろいろな視点で考えようよ、それぞれが。

<珈琲くらい飲みたくね?>

最後に、挽き立て豆の珈琲くらい飲みたくね?空港内、どこにもない。お客さんを待っている時間だとか、搭乗時間を待つ間って、のんびりリラックスしたいし、旅行前だったらちょっとしたそういう贅沢な時間を愉しみたい。田舎って無いのだよね、無駄な時間を過ごす贅沢な空間、まあそれほど珈琲が贅沢だとは思わないけれども、でもそういう時ってあると思う。誰も思わないのかな、そういうこと。