弥勒菩薩半跏思惟像(3)腰から右足の制作

台座が完成すると、制作マニュアルでは、次に首回りから上半身を組み立てることになっているが、下から順に積み上げるように作りたいので、いきなり難易度5の下半身の制作に入る。腰から右足の順で作っていく。半跏思惟像なので、右足は台座に座って足を組んだ形になる。

これが腰の部分、意外に小さい。まあ、弥勒菩薩さんは細っちいのですね。スリムというか。

これ、右足ね。鉄筆で折れ目にきっちりと筋を入れてから組み立てるのでカクカクしているが、それはノミで荒削りした感じもなる。

右足を膝から先端に向けて見たところ。

裏側は、こんな風になっている。かなりキチキチと組み立てていく。要するにかなり面倒。形状が複雑なので部品点数も多くなっている。今のところ、難易度は大したことはない。

いろいろな部品を繋げて組み立てて繋げて組み立てて・・・この間、結構、手間暇を掛けている。

今、ここ。タッチアップは、まだしていないので紙の厚さ分の白色が目立つ。右側は、左膝になる部分。この辺から、指示が無い限り、あまり折り筋を付けずに曲げていくことにする。ただし、のりしろ部分は、キッチリと鉄筆で折り筋を付けた方が綺麗に組み上がるだろう。

毎日、ぼちぼち手を加えている。