だるま

小さな達磨が転がっている。

いくつあるのだろうか。この達磨の数だけ想いがある。一つ一つの願い、祈り、感謝、そしてそれに伴うそれぞれの人生。しかし、それはほんの一部だけで、本当は地球上の人の数だけある。いや、過去に遡れば天文学的な数字になる。今自分が悩み、あるいは喜び、苦しみ、楽しむこと、こんなことはほんのちっぽけな一つの事象に過ぎず、全体としては大過なく時は過ぎ去っていく。100年たったら人は皆死ぬのだよ。(←ここ数年の私の人生訓)