ボーニー(設計図16枚目から最後まで:完成)

ボーニーの制作、いよいよ最後の大詰め。

大腿骨、頸骨、腓骨が左右一対。複雑な形状をしている。入りにくい爪は、さっさと端をカットしていく。隙間をボンドで圧着すればかなり綺麗に仕上がる。

足首から下。踵の形状が不思議だが、自分たちが普段、筋肉や筋がついている状態でみていることを忘れてしまう。足の指がこんなに長かったのは、太古には木の上で生活をしていたのだなあと思うところ。面白い。右側の車のキーみたいなのは、膝蓋骨といって、いわゆる膝小僧かな。

これらを組み合わせて本体と接続させると、

こんな感じになる。なぜか内股、オネエ系か。

膝の関節部分。どの関節もしっかりと可動する。

ドアの影にひっそりと佇むボーニー。内気なんです。身長160センチ、暗闇で見るとギクッとする。当然、自立しない。風に揺られてクルリと回ったり手が揺れたりする。怖いぞ、ボーニー。

とにかく完成だ、約1ヶ月掛かる。イライラしたが根性でセロテープは一切使わなかったが、要所要所、アルテコ「パワーエース速乾アクリア」で補強した。柔軟に取り組む方がストレスがなくて良い。苦労したが、楽しかった。でも、もう1セット、手元にあるが再び作ることはないだろう。