ヲレの狡いところ、片付かない机の上

自分は、かなり狡い人間だ。おまけに面倒くさがり屋。なんでも先延ばしにして、目の前の面倒なことに目を瞑る。駄目な性格だと思う。図解してみようか。

ヲレの部屋には3つの机があるが、その内の一つの写真。この机はとくに作業する用途に使っていない。解析してみよう(←大袈裟)

  1. ネクタイピンが出しっぱなし。職場から帰宅してネクタイを外して、そのネクタイは片付けた。でもネクタイピンは、片手にスラックスを持っていたのでその場に置いてそのままになっているようだ。それは、3日前。タイピンなんか小さなモノ、それほど邪魔になるものではない。けれども、小さなモノであるが故に紛失し易い。ちょっとネクタイに挟んでネクタイと一緒に吊しておけば良いのにそれをしなかった。気がついてもそれをしない。もう3日この場所にある。重たいモノでもないのに片付けない。
  2. 書類が出しっぱなし。保険のチラシなのでクリアファイルに綴じておくために階下から持ってきたが、綴じずに机の上に置いた。もう1週間以上、そのままだ。クリアファイルを出して入れるだけなのに、面倒なんだよな。
  3. 電気ストーブが出ている。もうゴールデンウイークだというのにまだ電気ストーブが出ている。しかも使わないのにコンセントに挿しっぱなし。片付けるとなると、段ボール箱を蔵から出して、ストーブの埃を雑巾で拭いて、箱に入れて、蔵に持って行く。もうこの一連の手間が面倒でやらない。でも、邪魔、邪魔、邪魔。邪魔なのは判っていても片付けない。
  4. 雨具が出しっぱなし。2日前に雨が降ったのでカッパを着て通勤した。昨日持ち帰ったがそのまま置いてある。この部屋でカッパを使う必要が無いのに片付けない。唯一救いがあるのは、畳んであるということ。でも、もう数日すれば、バサッと落としたりしてせっかく畳んだカッパがぐしゃぐしゃになるかもしれない。その前に片付けろよ!

この4つが片付けば、机の上や周りがスッキリするではないか。どれもたいした手間ではない。片付かない理由は、モノの定位置に置かないからだ。定位置を作って使ったら(使い終わったら)その場でその定位置に収める。そうすれば自然と片付く。後回しにしてはダメ。「その場で」というのがポイント。ヲレのように狡い人間は特にそうだ。後でやりっこない。

ちょっとした心がけだ。判りやすい例で言えば、玄関の靴。外から帰ってきて、玄関で靴を脱ぐ。その時にちょっと屈んで靴の向きを変える、揃える。ついでに他の靴も揃える。この手間は数秒でできる。もうこれだけで玄関は気持ち良い。でも、この数秒を惜しむというか面倒くさがって玄関が散らかる。

直ぐ出来ることから始めるのは、片付けの切っ掛けだ。常に反省し後悔しているけど、なかなか実行できない。故に駄目な性格だということ。