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 2012年3月の読書メーター

書籍

3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3274ページ
ナイス数:310ナイス

仕事が忙しかった割には読んだかな。ペーパークラフトも作ったし、ギターも練習した。映画も観た。充実したかもしれない。ただし、明らかに寝不足だと思う。


赤い指 (講談社文庫)赤い指 (講談社文庫)
地味なストーリ。追い込み方が作為的で小説であるなと思いました。後味がとても悪い。東野圭吾の小説は、時々この類いのものがある。うーんと唸らせながらも、爽快感がない展開。魅力といえば魅力かもしれないが、なかなか手に取りにくいのも事実。真保裕一なんかと違うのだなあ、スタイルが。なお、後の『麒麟の翼』にも繋がる加賀刑事のエピソードがとても良い。悲しい話なんですけど。
読了日:03月31日 著者:東野 圭吾
エイジ (新潮文庫)エイジ (新潮文庫)
中ニの娘がいる。いろいろ難しいが頑張っていると思う。しゃべるのが面倒なんだ、っていうところが、よく理解できた。そうなんだよな、ただそれだけのこと。後半のエイジの姿をみると、中学生も捨てたもんじゃないと期待ができる。重松小説の共通するところは、決して見捨てない優しさがあること。世の中の事、ほんとうにこうありたいな。
読了日:03月28日 著者:重松 清
オー!ファーザーオー!ファーザー
4人の父親がそれぞれさり気なく優しいところがいい。ヲレもこの4人を足して割ったような父親になりたい。多恵子も楽しいが、由紀夫の母親も地味に魅力ある。この母親を中心にもう一本小説が書けそうではないか。物語の流れはゆったりとして、途中、飽きてきそうなギリギリの所で進展する。この辺の微妙な作り込みがくせ者で、それらはすべて伏線であったりする。お馴染みのちょっとひねった会話も伊坂節、ずっと読んできてるとあまり驚きはないが安心はする、おー、健在だと。他の作品もそうだが登場人物の作り込みが絶妙である。いいね!
読了日:03月21日 著者:伊坂 幸太郎
憂鬱なハスビーン憂鬱なハスビーン
恐ろしく憂鬱な小説、ゲンナリする。群像新人文学賞受賞作か、間接的に著者を知っているので、この小説がどういう背景で書かれたのか気になる。著者自身のことでもないと思うが。最後にわずかな希望が窺えるのが救い。
読了日:03月15日 著者:朝比奈 あすか
青い鳥 (新潮文庫)青い鳥 (新潮文庫)
この本は、もう読んでもらうしかない。あれこれ感想を述べても無駄だと思う。文庫版は、著者のあとがきがある。これもぜひ読んでもらいたい。最後の「カッコウの卵」は、ハラハラしたよ、幸せを壊さないでと祈りながら読み進めた。でも、やっぱり重松清だ。やさしいよ。名作である。
読了日:03月15日 著者:重松 清
僕の音盤青春記 1971-1976僕の音盤青春記 1971-1976
笑えるくらい同じような思考で行動していたと思う。でもこういう話って、今の20代、30代に通じるかな、40から50歳代のおじさんの良き思い出っていうだけ。ヲレ、今30年ぶりくらいにギターの練習をしているのだけれど、その曲が中森明菜の『1/2の神話』だったりするので、もう笑えない。リアル中二病の娘から「オヤジは去れ」と言われそう。でも、当時聴いていた曲を息子のウォークマンに大量に入れてやったら、ある時、テレビで掛かった曲を聴いて「あ、これ、キング・クリムゾンだよね」と言った。この会話がうれしかったよ。←親バカ
読了日:03月11日 著者:牧野 良幸
天地明察天地明察
けっしておもしろくないということではないが、読み進めるのには辛いものがあったな。評判ほどではない。春海のぐずぐずしたところがずっと続くわけで、小説としての劇的な展開が少なく飽きた。中編くらいにまとめた方が良いかも。時代科学小説としては、ヲレの大好きな新田次郎氏の『梅雨将軍信長』に収められている小説の方が断然面白い。和算も話もある。この著者の2冊目を読めるかわからない。高い本なのに残念。ヲレは「誤謬」という単語を仕事で使ったが皆さんはどうなの。小さな頃には「ご明察!」なんて言ったなあ。
読了日:03月11日 著者:冲方 丁
岳 16 (ビッグ コミックス)岳 16 (ビッグ コミックス)
エベレストとローツェ、二つの挑戦に緊張感が走る。どちらも成功してもらいたいが、エベレスト隊には不安材料がたくさんある。三歩もどうなるのか心配だ。まだまだ目が離せない。
読了日:03月06日 著者:石塚 真一
孤独のグルメ 【新装版】孤独のグルメ 【新装版】
この本を悪く評価しようと思えばいくらでも書けるね。Amazonのレビューでも結構ひどく書かれている。迎合しなければいけないことはないけれども、少し著者に寄り添えば多くが理解できるのでは。食事って、腹が減っていれば意外に何でも美味しいし、市井の定食屋がまずいということもない。どちらかと言えば、有名だから美味しい、並んでいれば美味しいの方が怪しい。ハードボイルドとは違うと思う。食の原点を見つめ直すということかなあ。最近、外で一人で食事を摂ることが多いのだけれど、かなりの部分でこの彼と変わらない心理でいるかもし
読了日:03月04日 著者:久住 昌之
送り火 (文春文庫)送り火 (文春文庫)
『漂流記』までが、気持ち悪くて、辛くて、読んでいられない。途中で一度、放り投げたが、解説を読んでもう少し頑張ってみようと完読。後半はいいね。重松らしくなった。京王線ですか、これ。30年くらい前、多摩センター駅の近くに住んでいました、私。
読了日:03月04日 著者:重松 清

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