BILLY BATと孤独のグルメ
待ちに待った『BILLY BAT』の8巻が発売された。累計300万部だそうだ。
新しい刊がでるたびに既刊を読み返していたが、というか読み返さないと訳がわからなくなるほど伏線が多いので、今回も同じことをする。でも、大分、それぞれのテーマが繋がりつつあり、この刊はストレスなく気持ち良く読めた。これからどうまとめていくか、お手並み拝見とだな。いや、面白い!
- 作者: 浦沢直樹,長崎尚志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: コミック
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ということで、『BILLY BAT』と対極にあるような書籍が『孤独のグルメ』、最近、復刻版の単行本で読んだ。なんか今、話題になっているのか、あちこちでコメントを見かける。調べてみると、今年、ドラマ化されているのか。原典は、1994年から1996年まで。
この本を悪く評価しようと思えばいくらでも書けるね。Amazonのレビューでも結構ひどく書かれている。迎合しなければいけないことはないけれども、少し著者に寄り添えば多くが理解できるのでは。食事って、腹が減っていれば意外に何でも美味しいし、市井の定食屋がまずいということもない。どちらかと言えば、有名だから美味しい、並んでいれば美味しいの方が怪しい。
- 作者: 久住昌之,谷口ジロー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2008/04/22
- メディア: コミック
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ハードボイルドとは違うと思う。食の原点を見つめ直すということかなあ。最近、外で一人で食事を摂ることが多いのだけれど、かなりの部分でこの彼と変わらない心理でいるかもしれない。