長浜ノ豊國神社

昨年、一人で訪れた長浜市内にある豊國神社豊臣秀吉を奉ってある割には地味で小さな社。

秀吉が建立したものではなく、秀吉が死去したあと長浜の住民によって建立された。でも、豊臣氏が滅亡した時には取り壊しされている。二度に亘って秀吉の領有となった長浜の民にとっては産土の神ということ。

一人でのんびりと参拝し、ベンチに座って社殿を眺めていたら、通りかかったお婆さんが何を思ったのか「市長さんかね。」と問いかけてきた。そんなに貫禄あったかなね、ヲレ。仕立てたストライプ入りのスーツ・革靴という出で立ちで、確かに観光客でいっぱいの長浜の町並みには馴染まなかったかもしれないが、政治家に間違えられるほど悪人づらではない。