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 2012年1月の読書メーター

書籍

1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1348ページ
ナイス数:223ナイス

あれ、5冊しか読んでいない。理由は、寒くて本を読んでいられないのと、ゴジラ作ったり、ギター練習したり、ブログもまめに更新したり、あれこれ新たな取り組みをしたからなあ。読みたい本は、たくさんある。時間が足りない。一日30時間、欲しい。

警備員日記警備員日記
職場の宿直は警備員。みな礼儀正しいし一生懸命。けれども、この日記に出てくるような様々な人生を背負った人たちもいることも事実だろう。なれの果てみたいなイメージもあるが、そこにはプロ意識を持って取り組んでいる方もいる。師匠も良かったが、再就職を果たした芝田さんがいいな。何事にも一生懸命やれば報われるということ。日常生活の中で、気にしなければ埋没してしまいそうな警備員だが、この本を読んでからその姿を見ると、いろいろな荷物を背負っているのだろうなと人生の裏側に思いを馳せてしまう。頑張ってくださいと応援したくなる。
読了日:01月28日 著者:手塚正己
ダブル・ジョーカーダブル・ジョーカー
前作から発展系のストーリで飽きない。もっともっとたくさん読んでみたい。なぜ面白いのか、それはね、常に読み手も登場人物も裏切られるというか作者がその先を行っているからなんですね。最後にあっと言わせる奥深さが魅力なんです。なかなかこの水準を保っていくのは大変かもしれないけれども保てれば、もっと読みたい。単行本を買う価値ありと感じた。この作者の別の作品、どうなんだろうか。とても気になる。失敗してこのイメージを崩したくないという気持ちもあるんだなあ。
読了日:01月26日 著者:柳 広司
南相馬10日間の救命医療―津波・原発災害と闘った医師の記録南相馬10日間の救命医療―津波・原発災害と闘った医師の記録
震災から2度訪れた南相馬市なので、読んでいてもその苦労や様子が目に浮かぶようだ。震災当日から市民病院で救急医療に当たった若い医師の体験記だが、元々出版を前提としていない記録から起こした文章なので、詳細でリアルである。時間の経過とともに混乱が増し複雑化ていく様子が本当に怖い。特に原発事故の影響はすさまじく、あれがなければという思いはヲレと同じだ。残念なことは、あれだけの恐怖を感じながら、明確に原子力発電を否定していないこと。それは著者が南相馬市を仮住まいと思っているからだろうか。
読了日:01月21日 著者:太田 圭祐
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
文句の付けようがない面白さ。この本に出会えた幸せを感じている。インテリジェンスを使った小説の中でもかなり秀逸な作品の一つかな。戦前という時代背景が若干手に取りにくくしているが、実際に読み始めてみればもう止まらない。ITにまみれた昨今のインテリジェンスとは違い、根幹の部分で勝負という感じでレベルが違う。登場人物も魅力的、すてき。解説が、鈴木宗男事件で外務省を失職した佐藤優というのもその解説の是非は別として豪華だ。続編があるが、それも是非読んでみたい、いや、読まなければ収まらないだろうよ。生きていて良かった(
読了日:01月12日 著者:柳 広司
震災キャラバン (集英社文庫)震災キャラバン (集英社文庫)
著者は、実際に被災地支援をかなりしているようだけれども、ダメだよ、小説にしては。被災者にしてみると作り物ではない現実なのだから。まだなんの解決もしていない、その目処も立たない状況で、こういった小説を書こうとする空気を読めないところが残念。そんなにうまくいかないでしょ、所詮、つくりもの。安っぽい。せめて、著者後書きで言い訳じみたことくらい書いた方がいいのでは。集英社もどうかしているよ。内容を評する前にまったく残念としか言いようがない。じゃあ読むなって。いや読まないと内容わからないでしょ。
読了日:01月09日 著者:高嶋 哲夫

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