私の自慢とこれからについて

今日は、ちょっと違う雰囲気で書きましょう。

私には、あまり自慢できることがありません。小さな頃からあれこれ目移りばかりして、見栄・体面で行動し、ものごとをつき詰めることなく表面的な満足で良しとしてきました。好きなこと、楽なことに走りがちで、大切な勉強であるとか、体力ずくりみたいな自分にとっての有効な資産を形成してくることはありませんでした。

人生半ばを過ぎて、これらはボディブローのように徐々に効いてきます。Facebookの高校や大学の出身校欄には記載したくないと思ってしまう卑屈さ、英語も数学もまったくわからない基礎教養のなさは職業の選択肢を狭め、いまの職場の中でもその進展はないでしょう。人間ドックを受ければ指摘されることばかり、家族や知人に心配を掛けてしまいます。自分勝手な生き方をしてきたツケは、だんだんと大きくなってきています。

今さら反省をしても仕方がありません。これからは遅々としてもかまわないので、一つ一つ出来ることからやり遂げていこうと思っています。世のためには何にも役に立ちませんが、最近取り組んでいるペーパークラフトなどもその一つかもしれません。

とは言え、実は、私にも唯一自慢できることがあります。以前、同僚の結婚式に招待していただいたときに、私のテーブルに置かれていた名札の裏に書かれていた言葉です。

もちろん、過大なお世辞なんでしょうが、年金資格を得るほどの期間サラリーマンとして仕事をしてきた中でこういう言葉をいただけたのはとてもうれしいことです。もう何年も経ちますが、未練がましく捨てられずにいる一枚の紙片です。

今日が昨日と何が変わったわけではありませんが、10年、20年に一度はこんなふうに人生を振り返り、これからの生き方を考えてみることも良いのではないかと思いつき、さくっと書き連ねてみました。これからは焦らず、このような小さな紙片が一つでも増やせるよう、また小さな事でも自信が持てるよう過ごしていければと思っています。