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 タンタンの冒険

映画

ここ何年もスティーブン・スピルバーグの映画に何の食指が動かなかったものだが、今回の『タンタンの冒険』は観てみようかなと。やっぱり『インディ・ジョーンズ』『ジュラシック・パーク』シリーズの印象が強いのだよね、もしかしてあの面白さが体験できるかもしれないと期待したものである。

でも、不安に思ったとこもある。観る前のことだが箇条書きにしてみると、

  • 3Dに魅力を感じない。今まで観た3D映画でその必要性を感じたものはほとんどない。
  • アニメに魅力を感じていない。Pixarの映画は凄いと思うけれども、やはり積極的に観ようとするものではない。
  • SFとかファンタジーみたいなのも苦手

若干矛盾もあるが、今回この映画を観てみて、これすべて不安を払拭するできだったので驚いている。まずは、3D、過剰な遠近感を強制するのではない。違和感を感じない3Dなら歓迎だ。

実写を取り入れたアニメなんだけれども、その区分が映像から判りにくい。動きはアニメなんだけれども質感は実写かと思いつつも、このデフォルメはアニメだよなと、グルグル考えながら見続けたがよくわからない。ガラスや水の質感、光や炎の輝き、アニメでなければあり得ないスピード感は超絶。CGというよりもアニメ(厳格な違いがわからないが)って感じ。ただただその技術に感動。演出・細部のこだわりが凝りまくっている。オープニングだけでもオシャレ。妥協を許さない作り込みは、今までの経験と技術の進歩によるものの融合なだろうな。

ただ一つ、苦言を述べるとしたら、ストーリの展開。その映像の素晴らしさと比較すると若干間延びしている。最悪なのは、この映画が『タンタンの冒険(前編)』と成り下がっていること。続きがあるのかよって終わり方は、商業的な色気からか。