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 100000年後の安全

映画 書籍

『100000年後の安全』という映画を観た。その数日前には『ミツバチの羽音と地球の回転』という映画も観た。先日も武田邦彦氏の講演も聴いたりして、もう反原発ウィークになってしまっているが、これは偶然で意図的ではない。

原発から出た放射性廃棄物、放射性レベルが生物にとって安全になるまで100000年の年月が必要。原発を稼働させるのであればこの放射性廃棄物をどうするかを考えて稼働しなければならないのは当然だが、実は考えられていない。だから原発は、「トイレのないマンション」と揶揄される。

フィンランドでは4つの原発が稼働していている。その原発からでる放射性廃棄物の処分施設として開発がされているのが、この映画に出てくる最終処分場オンカロ。地下500メートルまで掘り進みそこで安全に廃棄される。この安全が100000年後まで確保されていなければならない。当然、100000年後なんて人類がどうなっているのかわからないのだから、機械とか人間とかが管理をするのではない。この建設地の地層は18億年前のものであるので、安定した環境だという。地上は、戦争が起きたり経済不況が起きたり、何が起こるかわからない。けれども地下は安全という結論。計画では2100年に廃棄物を埋蔵し厚いコンクリート蓋をする。そんな先か。1世紀後に永遠に密封するという。

壮大な計画であるが、こうしたことを想定して原発を動かすというのは当たり前だ。日本では40年も原発を稼働していながら、先のことを考えずに決めずにいる。誰も責任をとらない。いいのかこれで。

映画自体は、退屈で見応えがあるとは思えない。でも、そこで示唆していることは大切だ。危機感を感じ、絶望的にもなる。いったいどうするのだよ。少なくとも今できることは、これ以上、放射性廃棄物を作り出さないこと。つまり、原発は止めていくしかないと思う。福島の現状を見れば、普通、そう思うだろ。

映画『100,000年後の安全』パンフレット

映画『100,000年後の安全』パンフレット

ちなみに、Amazonでも購入することが出来る映画パンフレット↑の方が映画を観るより情報量が多い。映画の内容が全部書いてあるし、映画より安いし(笑)