OS X Lionのインストール、不具合みたいなもの

インストールしたときの感想は、昨日、掲載したが(http://d.hatena.ne.jp/tipitu/20110723/1311435932)、その際、不具合というかトラブルというか、そういうのは経験した。かといって、これで百獣の王Lionがダメだという短絡的な評価を下すというものでもない。これからインストールする方の参考になればという意味で記録をしておく。

  • Lionの起動ディスクを作る

今のところ、App Storeからのダウンロードのみであるので、物理的な起動ディスクがあるわけではない。今後、何かの際に、クリーンインストール、再インストールする場合に必要になるかもしれないと、起動ディスクを作成した。起動ディスクは、Lionをインストールしてしまうと作成できないので、インストール前に行う必要がある。

で、この方法が「Macの手書き説明書」に掲載(http://veadardiary.blog29.fc2.com/blog-entry-3295.html)されていたので、これを参考に行ったら作成ができたので、ここにも紹介をしておく。

  1. Lionのインストーラーを表示して、右クリックでパッケージの内容を表示
  2. 「ShareSupport」というフォルダの中の「InstallESD.dmg」というファイルがLionの起動ディスクのイメージ
  3. 「InstallESD.dmg」をデスクトップなど違うフォルダにコピーする
  4. 「ディスクユーティリティ」を起動して「ディスクを作成」をクリック
  5. 先程コピーした「InstallESD.dmg」を指定して空のDVDメディアを挿入、数分待てばLionの起動ディスクが完成!
  • LastPassプラグインによるSafariが起動できない件

Lionインストール後、一番困ったのがこれ。とにかくSafariが起動できないのだ。起動できないということは、Web上の情報が参照できないということで、各アプリケーションのバージョンアップやダウンロードなども出来ないかもしれない。ブラウザは、Safariしか導入していなかったのでマジ困った。複数種類のブラウザをインストしておく必要を感じた。

エラーはSafariを起動しようとすると「LastPassプラグインの使用中にSafariが予期しない理由で終了しました。」というアラートが表示され、「再度開く」ボタンを押しても、その繰り返しとなってしまう。ネットの情報を取得しようにもブラウザが開けないとなにもできない。インターネットが使えない不自由をしばらくの間、味わうことになる。

ここで役に立ったのはやっぱりTwitter夜フクロウは起動できるのでこれでの検索と、@dita_69さんのアドバイスで、結果的にはSafariの起動ができるようになった。すべてのパターンでこれが該当するか判らないが、ここにメモしておく。

Library/Application Support/内の"LastPass"フォルダを別の場所(例えばデスクトップ)に移動させて、Safariを起動

だけなんですけれどね。簡単なんだけれども、これが判るまでかなり焦る。Time MachineでSnow Leopardに戻そうかとまで考えた。ちなみに、百獣の王Lionの不具合というよりも、Safariのバージョンアップによる不具合らしいですが。以上、参考まで。

  • Mailが新しくなったけれども、未読がある場合、注意。

Mailが新しくなった。それはそれでかまないが、ヲレの場合、未読メールが181通あって、初めての起動の時に「未読メールが181通あります。開きますか」みたいな表示がでたので「おーけー」」としたら、びっくり。

おー、ウイルスに感染したかと思ったよ。わっーと181のウインドウがiMac27インチディスプレイに開きまくり。command+Qで閉じたが、またMailを起動すると181のウインドウが開く。これはたぶんLionの新しい機能「ウインドウの復元」が効いていたと思われるが、そんなこと知らんよ。しかたがないので、一つ一つ閉じていく。

結論、Lionをインストールした後のMailの起動時に未読メールがある場合は、注意すること。

以上、Mac初心者の失敗談ということで。