OS X Lionをインストールした感想
注文済みの新型MacBook AirがLionであるので、慣れる意味でメインマシンのiMac 27インチにOS X Lionをインストールしてみた。
Windows 7 Home がAmazonで2万円強なのに、OS X Lionは2600円という格安な価格。しかもMac App Storeでダウンロードのみ。3.49GBもダウンロードするってどうよ。発売初日(7月21日)で100万ダウンロードしたって、もの凄いサーバの増強をしたと思われる。凄い世の中だなあ、パソコン通信を始めた20数年前は2400bpsだった。
インストールは、簡単。ダウンロードすると、自動的にインストールプログラムが起動して数回クリックするだけ。実に判りやすい。再起動も1回のみ。
数時間、使ってみての単純な感想。改良点がいろいろあるのだろうけれども、普通に使っている分には、あまり変わらない。そもそも、Mac OS X v10.6 Snow Leopardでなんら不自由はなかったわけで、それらを継承した今回のメジャーバージョンアップであるので、百獣の王Lionになっても、やっぱりあまり不自由はしない。2600円だからというわけではなく、ユーザに戸惑いをさせずに進化させるという姿勢なんだろうな。ちなみに、Windows7なんか、20年パソコンを触っているけれども、未だに理解できない部分がある。
ヲレの場合、Macに移行したのがここ1、2年なんで、ソフトウエアも周辺機器もなんら影響がない。だからなんだろうけれども、その辺はもうそういう時代なんで、どんどこ新しいシステムに移行していくことに抵抗しないようになってしまっている。まっ、単なる新しいもの好きだけとも言えるかもしれない。
では、気がついたことを箇条書きで。
- マルチタッチジェスチャー、Snow Leopardの仕様でなんにも問題なかったけれども、今回大きく変わってかなり戸惑う。慣れればっていう世界だが、どうかな。評価に時間が掛かる部分。ユーザビリティ的には、あまり頻繁に変えないでもらいたい。大げさだけれども、キーボードのキーの配置が換わるのと同じ事だから。
- スクロールのジェスチャーが逆になる。iOSと同じにしたと言うことであるが、設定で今までどおりに直す。仕事で使っているWindowsパソコンとの互換も考えてということ。
- Misson Controlは、いいかも。見やすい。
- Launcpadは、いらない。どうしてiOSに近づける。あのiPadのバラバラとしたアイコンの間隔が好きではないのだよ。タッチパネルでもないし。多くのソフトウエアを使わないので、Dockだけで充分。
- Safariの戻る・進むが二本指で左右にスワイプ、面白い。最初、なにが起こっているのかと思ったよ。
- フルスクリーンは、iMac27インチでは使わないが、MacBook Airでは使うだろうな。制約ある画面全面を使えるのは、ノートパソコンにとっていいかもしれない。
- スクロールバーが無くなった。正確には無くなったわけではないが、必要な時には出てくる。ただし、品位も無くなったような気がする。あのブルーを基調としたスクロールバーは、Macの品位の象徴だと思っていたのに。
- システムフォントが変更された。Snow Leopardの仕様の方が好きだ。小さく太すぎ。
- アドレスブック、iCalのデザインが最低、もともと最低であったが。どうしたApple。どうしたジョブズ。どうせ使わないけれども。iPhoneやiPadのアプリを意識しすぎ。
- Face Time、使わない
- iChat、使わない。
いろいろあるけれども、とりあえずこれでいったん終了。また、次の記事に書こうか。
※ また、はてなダイアリーの画像アップロードの仕様が変更され、おかしくなっている。せっかく、治ったのにこれは改悪。