無名

親子の関係は、こうあるべきか。自分の子育て、子供との関係、どうすると考えさせられる。

著者、沢木耕太郎の父親に対する尊敬、敬意の気持ちや感情が行間からにじみ出る。有名であるなしは関係ない。私の祖父がそうだった、石仏を研究し、発掘し、スクラップを50年もやって、児童文学を研究したが、静かにこの世から去っていった。

無名 (幻冬舎文庫)

無名 (幻冬舎文庫)

著者が付けた無名というタイトルが誇らしく感じられる。はげしく良書、借金しても買え。