語源大辞典

久しぶりにブックオフに出かけたら、単C棚で『語源大辞典』を見つけ、105円ならと購入した。昭和63年初版だが、購入したのは平成17年13版で、とても綺麗な状態。

辞書として使用するには語彙が少なすぎるので、ほんとうに必要なときには役に立たないかもしれない。「カラス銭」も「トイチ」も載っていない。でも、パラパラと眺めている分には面白い。例えば「図星」という言葉。

思うつぼ。急所。もとは、弓で矢を射る時、的の中心の黒点。ここを狙うから、急所の意となった。

なるほど。ただし、確定的でない説明も多い。というか、多すぎる。例えば「泣き臍」。

今にも泣き出しそうな顔。その顔が臍のような形にくずれるのでいうか。

「・・・か」「・・・あろう」っていうのが多い。3割くらいあるんじゃないの。もう少し調べて自信を持って掲載してもらいたいな。

語源大辞典

語源大辞典

なんにしても、定価2800円では高すぎる。