ソーシャル・ネットワーク
藤枝シネ・プレーゴのレイトショーで映画『ソーシャル・ネットワーク』を観る。Facebook創設にかかる舞台裏を描いたものだ。
急遽、観に出かけることにしたのでほとんど内容についての前知識なし。知っていることといえば、
- Facebook創設者が主人公、金持ち、若い
- 実話に基づく創作
- SNSであるFacebookは、登録したが使っていないので、Facebookが判らない。Twitter使い始めた時よりも、もっと理解していない。mixiと何が違う?
程度だったが、実は、この映画、この程度の知識でも充分楽しめる。簡単なインターネットとネットワークの知識があれば取り敢えず問題ない。斜め前の女の子は熟睡していたけど、この映画、判らないとなるとまったく面白くなくなる。退屈以上の苦痛になってしまう。
で、結論的にはどうだったのかというと、無茶苦茶面白いじゃないですか。冒頭からのハーバード流のマシンガントークとそれに負けないブラインドタッチ、オタクっぽい主人公、テンポの良いストーリ展開、明暗がはっきりとした人物の描き方など、2時間タップリと集中できる。頭をつかうので、ヲレはホットココア飲みながら観たよ。
この映画の中からアメリカ社会の大きさとエリート大学生の生活や価値観を知ることができる。天才が集まるハーバード大学内にも身分格差があるんだ。一見、アクションも殺人も起こらないつまらない地味な出世物語をテーマにしただけに感じるのだけれど、いやいや、何一つ隙がない映画なんだ。一つ一つの会話、逸話などどれも無駄はない。話題になるのは頷ける。少しでもコンピュータに興味が持てれば、観ておいて損はない。
ちなみに、映画を観る前に次のサイトで事前勉強をしておくと、より一層楽しめる。
見終わったら、ここ↓で復習。