PHILIPS ヘッドフォン SH3580シリーズ

フィリップスヘッドフォンマラソンに参加している。今回は1回目でPHILIPS HS3580シリーズ。実際にヲレのところに届いたのは、本体とコードがホワイト色なので、型番はSHE3581。

まずは、パッケージングから。980円という低価格なので、必要最低限のパッケージ。むちゃくちゃ開けにくいのですが、開箱後に再度使うわけではないので、なんの問題なし。

大苦労してパッケージから出したところ。イヤーピースが大中小の3種類とヘッドフォン本体という構成。ケーブルは1.2メートルと長めなので、バックの中に入れたiPodにも使える。左右のケーブルの分岐も均一なので頬の横のそのまま垂らして使う。ケーブルが細いので耐久性が不安。

必要最小限であるが、イヤーピース3種類はこの値段の割には贅沢だ。とくに極小イヤーピース。大と比較すると3分の2程度か。それぞれ装着してみたが、ヲレの場合、耳本体・耳たぶは大きいけど耳穴自体は小さいようで、この極小イヤーピースがいい感じ。今までメインで使っていたPHILIPS SHE9700のイヤーピースでは形状が合わずに、すぐにぽろりと落ちてしまうが、この極小イヤーピースなら耳穴にしっかり食い込み落ちにくい。柔らかい素材なので圧迫感も少ない。

さて、いよいよ音質について。ケーブルが長めなので、iMac27インチの裏側のオーディオ端子に差して、iTunesで再生してみる。選んだ曲は、

  • "ゴジラ〜組曲 " The City of Prague Philharmonic Orchestra

ってことで。この曲は、オーケストラなのだけれど、低音高音、ゴジラの咆吼まで様々な音源があるわけよ。オーケストラなので、音の強弱も繊細だし。第一印象としては、これが980円の音質かと驚き。総じて、高音から低音までバランスよく再現している。とくに低音はかなり意識して再生するよう調整してあるようで、ティンパニーやチューバの音を聞き分けることができる。では、次の曲。

  • "舟唄 " 八代亜紀

うーん、いいなあ。アコギのアルペジオもしっかり聞き取れる。ボーカルも綺麗だ。アコギをもう少しきいてみたいので、次の曲。

  • "Mexico " Paul Zunno

おー、スパニッシュな激しいアコギ、6本の弦の音それぞれ再現できてるね。かっこいい。次の曲。

ベースギターの低音、ややつぶれ気味だが、バスドラはなんとか聞き分けが出来るレベル。でも、こういうハードロックでも、全体的にバランスよく再現しているのは、立派だ。マジ、980円とは思えないよ。あえて言えば、高音から低音までほどよく再現してしまうので、若干重厚感に欠けるか。

総じて、普通に勉強できる賢いタイプ。あえて点数を付ければ、

  • 着け心地 ★★★★☆(4/5)ケーブルの長さは、使用状況により不便。イヤーピース3種類付属は、人を選ばないという点では良い。この価格帯だと小中学生も購入するだろうから、極小イヤーピースは必須かもしれない。
  • 音質 ★★★★☆(4/5)若干のひずみを感じるが、980円という値段から考えると十分な音質。バランスがよい。使い続けようと思えるレベルで、実用性あり。

とりあえず、どれ選んで良いか判らなければ、これ選んでも後悔はしない。

この記事は、「フィリップスヘッドフォンマラソン」に参加しフィリップスさんから商品提供を受けています。