祭り用提灯灯籠

いろいろ事情があって、祭り用提灯の灯籠(この言い方が正しいのかわからない)を買った。正確には、買ったのではなく作ってもらったというべきか。

高さは一間ほどか。全て無垢の素材で作られているが、素人には木の種類が判らない。ほどんど節がないので、それなりに良木を選んでいるのだろう。三分割の組立式。かなり大きいので一人で組み立てるのは無理。支える人が必要。

上部。屋根の部分は緩やかなカーブを描いている。屋根の上の十字架みたいなのには、祭り花を挿すところ。

下から見上げたところ。この間に提灯を付ける。55センチほどの提灯が想定されるが、提灯がないのでこれも作らなければならない。サイズが微妙なので、注文生産になる。いくら掛かるのかが怖い。

土台となる足の部分。これも無垢の木で組んであり、かなりの重量がある。屋根の部分と縦木の部分は、竹の楔で固定するようになっていて、かなりシッカリと固定することができる。全て手作りであるが、ところどころに大工の経験に裏打ちされたテクニックを感じられる。やっぱり素人には作れないなあ。(←実は、自分で作るつもりだった)