静岡けいりん"the bank"体験記

静岡けいりんの自転車新体験イベント"the bank"に行ってきた。楽しかったー。子供から大人まで約60名の参加。プログラム順に紹介。

「歩いてバンク」。現役競輪選手と400メートルのバンクを歩く。最大カント30度。いやー、凄いね。

まず、敢闘門からメインスタンド(特別観覧席)を望んだところ。手前はバックストレッチ。こういう風に見えるんだあ。

4コーナー内側からゴールラインを望む。見なし直線残り約60メートル。この距離、「金、金、かねーっ」ってもがくところだね。

4コーナーから3コーナー方向を振り返ったところ。すり鉢状になったバンクが美しい。

歩いて見ればバンクの傾斜がもの凄いことは判るのだけれど、写真で表現しづらい。この写真が一番高さを表現できたかな。対象物を置いて遠近感を出さないとわからない。一番上まで登ると金網に捕まらなければ転がり落ちそう。

サイクルTTで挑戦。200メートルのもがき体験なんだけど、情けないことに5秒で力尽きた。

順番で、ピストでバンクを走らせてくれるのだけれど、ブレーキもついていないピストは初体験。スピード調整が難しい。でも気持ちが良いぞ。バックストレッチは追い風になるので、どんどんスピードがでるのだが、調子に乗るとそのままコーナーに突っ込むことになるのでスピードコントロールができない素人には危険。ピストでは、イエローラインに近づくことも怖くてできない。

ママチャリ(といっても審判員が乗る自転車:上写真))でもバンクを走ることができるのだけれど、これならブレーキもついているのでイエローラインまで上がることができる。

最後に、ママチャリで競輪選手と競争。1周400メートルなのだけれど、競輪選手は競技用ピストで600メートル。当たり前だけれど、ゴール前で軽く抜かれる。レース中はあっという間の1周けれども自分で走ってみれば中々の距離。そりゃそうだね、ヲレの通勤距離くらいでレースをやるのだから。

その他、選手宿舎のトイレに行ったり、選手控え室など、あちこち適当に見学して過ごす。

昼食をとってからは、来賓室(特別室)で初心者講座。個室で見晴らしが良い。場外の名古屋金鯱賞争奪戦予選9レースから参戦。11レースの3連単(89.3倍)をゲットして、ホクホクして帰宅。現役競輪選手とも話をすることができたので、取り敢えず記録。

  • 落車は痛いですか。(←馬鹿な質問)
  • 落車の瞬間は痛くないですが、だんだんと痛みがでてくる。その瞬間は、なんで落車したのかわけ判らないですから。
  • 落車の後のレースは影響ありますか。
  • 1、2レースは怖いと感じるかなあ。でも、競輪選手はバカだから直ぐに忘れちゃうんですよ。それでまた落車して、またやっちゃったーって。
  • どんな時、怖いと感じるのか。
  • 足がいっぱいいっぱいの時に競られたとき。足に余裕があれば堪えられる。
  • 他のレース番組を見て、展開読めますか。
  • 自分たちも作戦を練るので、大体読める。車券買えないですけど。
  • ラインと自分の勝ちとどちらを優先する場合が多いか。レース見ていると、なんでそこで動くっていう時があるのだけれど。
  • 自分の場合は自在なので6割が自分の勝ち。まあ、レースによってですけど。
  • レース中、喋りますか。「それ行け」とか「今だ!」見たいに。
  • (笑いながら)うん、番手から声掛かることがあるかな。喋っていることがコース審判員にバレると後で厳重注意ですから、基本的に喋らないのだけれど。

楽しい一日だった。

ちなみに、このエントリ書きながら投票した金鯱賞争奪戦2日目11レースの3連単が獲れた!落車が5車という波乱のレースの上に新田が失格となったのでなかなかの配当(229.1倍)。2日連続の黒字だ。わーいわーい。