ネバーランド

恩田陸の小説。10年ほど前に書かれているのを文庫本で読んだ。

ネバーランド (集英社文庫)

ネバーランド (集英社文庫)

高校生の寮生活を描いている割には、なんとも寂しい物語で読後感はどんより。個々の登場人物が抱えているバックストーリが重すぎるのだよね。書名が、マイケル・ジャクソンの負の部分と共通なことも少なからず影響している。(映画館で観て感動した "THIS IS IT" の DVD 買おうかな、この記事とは関係ないけど)

おまけに年末年始の話なので冬に読むと、必要以上に寒々としてくる。ヲレ、ダメだなあ、こういうの。落ち込む。