日本の外事警察てどうよ

NHKドラマ麻生幾原作『外事警察』は、今週の土曜日で最終回。インテリジェンス(諜報活動)の実態や政治の裏面など、ウソかホントか判らないけど多分そんな感じではないかと充分納得させる程度のリアリティに毎回感動している。

さて、実態はどうなのかなと思っていると、こんな記事を見つけた。

菊川署の×××××署長(57)が11月21日、島田市内の市道で道交法違反(速度超過)で検挙されていた問題で、県警は10日、佐々木署長を現在空席となっている外事課国際テロリズム対策室長に配転する人事を発表した。異動は14日付で、事実上の更迭となる。

この署長、53キロ超過のスピード違反というとんでもない奴だ。普通の公務員なら懲戒免職じゃん。それでもって更迭先が、「外事課国際テロリズム対策室長」ってどういうこと。「外事、国際テロリズム」っていうところの重要性の認識甘くね。

ヲレが麻生幾誉田哲也の小説を読みすぎているのかもしれないが、そもそも日本人って性善説前提でものごと考えるから、そんなのないだろうみたいに警察幹部も考えているのかな。

最近、アメリカとの関係も怪しくなってきて、北朝鮮が平気で武器輸出をして核開発を進めている時に、単独で日本がどれだけのことできるのって考えると、末恐ろしいね。