学校に関すること驚くべき事

今年は、仕方なしに中学校のPTA役員を受けている。したがって、校長先生や教頭先生などと話す機会も多い。学校の様子、事情、問題など普段は知り難いことも話題になったりして、意外に勉強になる。やってみるものだ。

今年の目標(http://d.hatena.ne.jp/tipitu/20090106/p1)の一つにも挙げた「将来に繋げる人的ネットワークの構築」にも一役買っている。貴重な財産だ。

様々な行事にも来賓で招かれたりもする。これは、とっても偉そう。運動会などでは、来賓テントの下で地元選出議員などの横に座ったりする。形式的には、昭和の時代がまだ続いているようだ。

運動会の時に、面白い光景を見た。保護者(今は父兄と言わないのだよ)がNINTENDO DSiを構えている。なんと写真を撮っているのだよね。デジカメやビデオ、携帯電話は当たり前だけど、DSiは始めて見た。もう、そういう時代なのだ。

さて、話は変わる。修学旅行の話にしよう。春に実施する予定であったが新型インフルエンザ騒動で延期にした。キャンセル料20万円は、市が負担した。PTA役員会の席で初めて知ったが、

修学旅行で使う新幹線は、2年前に予約する

そうだ。ニ・ネ・ン前だよ。ヲレなんか、2年後に生きているか自信がない。だから、春から秋に延期したといっても、簡単に新幹線の席が予約できるものではない。全行程、バスに変更した。

新型インフルエンザも問題だ。クラスの約1割がインフルエンザで欠席すると学級閉鎖の対象になる。40人学級で4人だ、充分あり得るレベル。そうすると修学旅行、あるクラスだけが行けなくなる可能性がでてくる。インフルエンザに罹った4人目の生徒が責任を感じてしまう。あるいは、「前のせいで修学旅行に行けなくなった」なんてイジメの対象にもなりかねない。

じゃあ、その時のキャンセル料はどうする、誰が負担、一大イベント、最大の思い出となる修学旅行がある一部だけ実施できなくて良いのか。インフルエンザに罹っていない生徒も行けないのだ。

学校、先生方の対応って、思ったより大変だと心から思う。

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