駿河湾地震、震度6弱の被害の傾向をみる

何もやる気が起こらない。

世間がお盆休みに入っているこの1週間、ヲレにとっては激動の日々だった。ほんと、心底疲れた。今日もあれこれ仕事して休めなかったなあ。疲れがとれないよ。気力ゼロ。

気象庁が名前も付けない今回の震度6弱の地震、被害が少ないということで過小に扱われていると思う。「ちょっと大きな地震が起こったらしい」みたいな。

まあいいや。今後のために、ヲレの身の回りで判る範囲の被害の傾向を見てみよう。あくまでも素人の感想レベルだが。

  • 南北にまとまって被害が集中しているところが多い。100メートル離れると被害がぱったりなくなったりする。
  • 南北に建てられた建物に被害が集中している。隣家でも東西に建てられた建物には被害がなかったりする。
  • 必ずしも古い家屋に被害があるわけではない。地盤の違いだろうが、特定の地域に集中している。
  • 今回の被害の多くが屋根の損壊であるが、被害が集中している地域の中を見てみると、日本瓦の屋根の損壊が多い。カラーベストなど洋風瓦には被害はほとんどない。
  • 日本家屋よりも2×4とか、パネル工法がとられた家屋の方が、格段に被害が少ない。けれども日本家屋がすべて被害に遭っているというわけでもない。

これは、ヲレが住んでいる街の特徴で、静岡県内の統一的な傾向ではないと思う。本物の東海地震の被害想定に直接繋がらないかもしれないが、参考にはなるだろう。東海地震は、今回の地震の百数十倍のエネルギーだという。どれだけの揺れが起こるのだろうか。

11日の地震の本震は、揺れの周期が短く、その時間も3秒強(余震と合わせて7秒)。東海地震の揺れの周期は1秒程度で、揺れは1分以上ゆっさゆっさと続くと言われている。東海地震の場合、「震源地」ではなく「震源域」と表現される。つまり、駿河湾全域に震源地を表す×印が20も30も付くようなイメージだ。

しかも、これが関東や東南海の大規模地震を誘発する・・・・かもしれない。ちょっと想像するだけで、今晩は眠れなくなりそう。あー、もう考えるのをやめよ。

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