生命保険の外交員は嫌いだ(3)続き

前回の続き。

コールセンターからは、上写真のとおり、「お詫びかね、約款をお持ちさせていただく」ということ、営業所に指示が出ている。「社外持出禁止、用済後廃棄」の文書がどうしてヲレの手元にあるのかというと、問題の外交員が持ってきた約款(下記参照)の間に挟まっていたから。ほんとドジだね。ちなみにこれを見ると、コールセンターでの会話が録音されていたことが判る。

さて、どうなることかと様子をうかがっていると、またやってくれました。

翌日の4時頃、また例の外交員がアポなしでヲレの留守中に自宅を訪れ、約款を持ってきたとのこと。仕事中に同居人から電話があったので、「またか」とキレまくり、「ふざけるな」と伝えろと同居人言うが、そんなことを同居人が言えるわけでもないので、「約款を預かっておけ。約款の解釈についてはコールセンターの説明で納得したので、給付金の請求書と診断書を渡しておけ。ヲレはもう会いたくないから」と伝える。

帰宅後、同居人に確認すると、謝りの言葉は無かったとのこと。一体、日本生命ってどうなっているのだよ。誠意のかけらもないのか。

もう終わりにしようと、約款を確認する。すると、おかしい。昨日のコールセンターから教えてもらった約款の表現と、問題の外交員が持ってきた約款の表現が違うのだ。

つまり、コールセンターで教えてもらった約款の第1条第9項は、

同一の機会に手術した場合には・・・

で、問題の外交員が持ってきた約款の第1条第9項は、

被保険者が2種類以上の手術(別表19)を同時に受けた場合には・・・

なのだ。これは大きな違い。「同一の機会に・・・」ならば今回の場合のレーシック手術はまさに「同一の機会」であるので両目手術でも1回としてカウントされるのはしかたがない。しかしながら「2種類以上の手術を同時に受けた・・・」ならば違うぞ。別表19の2種類以上の手術であるので、ヲレが受けた「71 レーザー・冷凍凝固による眼球手術」と、例えば「67 緑内障観血手術」を受けた場合が2種類であって、両目の場合は、1種類であるとみるべきだ。

そうすると、第1条第9項の規定による制限は無いわけで、後は「手術1回につき」の解釈だけの問題となる。一体、ヲレが加入している保険契約の約款は、どれが本物なのか、まったく判らない。

それでも請求書を渡してしまったこともあり、また、再度コールセンターに電話をする暇もなかったので、数日間はそのままにしておいたのだが、どうも腹の虫が治まらない。したがって、暇を見つけて再びコールセンターに問い合わせをする。

まず、前回も連絡をしたことを伝え、営業所の対応など納得がいかないので次の点を確認したい旨を述べる。

  1. なぜ、正しい約款が出てこないのか。違う約款を出しておいてごまかそうとしたのか。それともコールセンターの案内がおかしいのか。いつになったら正しい約款が貰えるのか。管理できていないのか。
  2. コールセンターから指示が行き、トラブルになっていることが判っているのに、また留守(仕事中)であることが判っているのに、どうしてアポなしで自宅に来て、済まそうとするのか。謝罪をするつもりはないのか。
  3. ヲレが提出した意見書がどう処理されたのか。営業所で検討がされたのか。現在、どうなっているのか皆目わからないので、確認をしたい。
  4. 外交員は、診断書を見て医者が判断すると言ったが、コールセンターでは、医者が診るのではなく「日本生命」が判断するとのこと。どうして食い違うのか。それともごまかそうとしたのか。
  5. レーシック手術は6ヶ月の期間をおけば、右目と左目それぞれ給付金が出ると外交員が言ったが、60日の誤りではないか。

コールセンターでは、この5点を再度確認して、「しかるべき者から連絡をさせていただく」と言う。現在、連絡待ち。

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