グラン・トリノ

クリント・イーストウッドが俳優として最後の作品となる映画。一見、地味なテーマ、ストーリであるが、これが画面の隅々まで気が利いた演出とこだわり、78歳イーストウッドの男っぷりが、感動を呼び起こす。泣けましたよ。仕事休んでも観に行くべき映画の一つに加えよう。

グラン・トリノはフォードの名車。1972年製。どこかで見たことあるよなと調べてみると、おおおっ、毎週欠かさず見ていたアメリカの刑事ドラマ"スタスキー&ハッチ"に出てきたスタスキーの所有する覆面パトカー、通称「赤い稲妻」が、グラン・トリノではありませんか。

アジア系移民の家族や一族の配役が素晴らしい。特にタオの姉役がいいねえ。もっと見たくなる。

最後に、グラン・トリノは燃費がリッター1.2kmらしいので、タオには維持できないのでは。ヲレは、インサイト乗っているからいいけど。

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