家庭でもできるパラパラ炒飯の作り方

我が家ではお父さんが作ったチャーハンじゃなければイヤだ、と同居人を逆なでする発言を子供たちがする。この問題のパラパラのキャベツ炒飯の作り方だ。

なお、以下の写真は説明を判りやすくするに撮ったが、実は失敗している。理由は作り始める前から判っていた。ズバリ、一度にたくさん作りすぎるからだ。うまく作るコツは、家庭用の火力、フライパンならば2人前程度にしておこう。ちなみに、写真の炒飯は4人前。

  • 用意するもの(2人前の場合)

茶碗2杯のご飯、卵2個、キャベツ1枚(春キャベツは柔らかすぎるので、ふつーのキャベツの方が良い)、焼き豚、刻みネギなど。

  • 準備

卵2個は、ボールに割り完全に溶く。焼き豚は小さく角切り。キャベツは1センチ角程度の正方形に。青々した厚めのキャベツが美味しく見えるし、実際にしゃきしゃきして美味。

写真は、焼き豚が無かったのでウインナー、春キャベツしか無く色合い的に寂しいのでピーマンを刻んだ。

  • ご飯に溶き卵を絡める。

ご飯は、炊きたてではなく、適度に暖かい程度のモノを。冷凍ご飯の場合は、レンジで温める。このご飯を溶き卵のボールに入れ、ご飯の周りに卵を絡める。ご飯が熱すぎると卵が固まるので、ご飯がばらける程度に暖かければ良い。コツとしては、完璧に卵をご飯一粒一粒までに絡めること。ご飯の白いところが残っていては駄目だよ。これで、卵かけご飯状態になる。

  • 卵ご飯を炒める

サラダ油で熱したフライパンに溶き卵ご飯を入れる。溶き卵ご飯は、フライパンの底面に薄くなでつける。ご飯が多すぎると厚くなってしまうので、くれぐれもご飯は少なめに。へらで押さえつけるようにしてしばらく待つ。この時、火力は最大で。

しばらくすると湯気が出てくるので、木へらで切るように卵ご飯を混ぜながら炒める。時々押さえつけたりひっくり返したりすると、もわっと湯気が出る。湯気が出ることにより水気が飛ぶ。パラパラへの第一歩だ。コツとしては、決してフライパンを持ち上げたりしないこと。持ち上げるとフライパンの熱が冷め、パラパラにならないぞ。最大火力で一気に炒める。

そのうち、ご飯一粒一粒がパラパラになるので、この状態で味付け。ヲレは塩、こしょう、中華スープの素、味の素などで。味の素が結構重要で、かなり多めに入れる。後で投入するキャベツがさっぱりとしているので、味付けは濃いめでも良いのでは。最後に少量の醤油を垂らして香り付け。

味を付けたら焼き豚を入れ、軽く炒め、最後に刻みネギ、キャベツを投入。ここも軽く炒める程度で、キャベツがしなしなにならないよう注意。

  • 皿に盛る

さっさと皿に盛る。黄金色の炒飯が出来上がり。下の写真は、駄目だねえ。春キャベツなので色が黄色く美味しそうではない。大量に作った(写真の皿を4つ)ので今ひとつパラパラ感が・・・。食べてみたら美味しかったけど。

コツは、溶き卵をご飯に完全に絡め、強火でプライパンは動かさない。ヘラで切るように一気に炒め、キャベツは最後の最後に入れる。騙されたと思って試してごらん。味は知らないが、とにかくパラパラになるよ。

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