Microsoft Word のマクロ
ワードのキーボードマクロを設定すると格段と効率が上がる。マクロと言ってもなんの知識はいらない。メニューから追っていけば簡単にできる。簡単に説明すると、
- メニューから「ツール」→「マクロ」→「新しいマクロの記録」を選択。
- 「マクロ名」は適当に。初期値でもかまわない。
- 「キーボード」を選択。
- 「割り当てきるキーを押してください」にカーソルがあるので、割り当てたいキーを押す。例えば、Ctrl+Rなど。
- 「割り当て(A)」をクリック。
- 「閉じる」をクリック。
- マウスポインタがカセットテープになるので、その状態で割り当てたいキー(機能)を実行する。例えば、Ctrl+Rの場合は、ページ送りを割り当てたいのでPageUpキーを一度押す。
- 別ウインドウに「記録停止」のボタン■があるので、これをクリックする。
- これで「Ctrl+Rを押せば、1画面上にスクロールする」というタスクが記録される。
後は、ワードの編集画面でCtrl+Rを押してみて、うまく機能するか確かめてみればよい。簡単だ。
ヲレ割り当てた機能は次のとおり。
- Ctrl+M 改行(Enter)
- Ctrl+H 1字前削除(Back Space)
- Ctrl+D カーソルを一文字右(→)
- Ctrl+S カーソルを一文字左(←)
- Ctrl+E カーソルを1行上(↑)
- Ctrl+X カーソルを1行下(↓)
- Ctrl+G 1文字削除(DEL)
- Ctrl+R 1画面上スクロール(Page UP)
テキストエディタWz Editor標準のキー割り付け。ただし、CtrlキーがAキーの左隣にあることが前提。
それでないと小指が引きつりそうになる。職場のノートパソコンはキーの入れ替えができないので、Ctrl+MとCtrl+Hだけをマクロ登録した。MacBookは、CtrlキーがAの左隣で嬉しい。Ctrl+MとCtrl+Hも標準だ、確か。
このマクロ登録は、再インストールすると初期化されてしまうので、なかなかやろうとしないのだが、少しまとまった仕事をやろうとする場合は面倒でも設定しておけば、効率の悪さにイライラすることは少なくなるだろう。
基本は、キーボードのホームポジションから手を動かさずにどこまでできるかだ。もちろん、矢印キーを触ってもダメ、マウスなどはもってのほかだ。Windowsは、不完全なOSだと思うのだが、マウスを使わなくてもすべて操作できるようになっている。