ニューヨークの飛行機墜落事故、レトリック、広瀬中佐

全員無事との報道を見たとき、我が家はみんなで手を叩いて喜んだ。うれしかったね、ホント。

あの機長は男の中の男だ。事故後、フェリーターミナルに座り、何ごとも起きなかったかのように制帽をかぶってコーヒーをすすっていた」。救出後の機長を近くで見た警察官は、そう米メディアに語った。

おー、かっこえー。

でもね、これ、レトリックでどうにもなる例だな。「何ごとも起きなかったかのように」なんて完全に警察官が見た主観的な感想だから。

ニューヨークのブルームバーグ市長は記者会見で同機長と話したことを明かし、「乗客が全員、脱出したかどうか確認するため、彼は2度、機内をくまなく歩き、最後に避難した」と称賛。

この話を聞いた時、この機長が軍人上がりということもあって、ヲレは「杉野は何処、杉野は居ずや」の広瀬中佐の姿を思い浮かべたよ。ちょっとシチュエーションが違うけれども。