今日は金沢方面、春のように暖かい

昨日は岐阜、今日は金沢にいる。昨日一度、家に帰らなければよかったと後で気がつく。掛川駅から金沢駅までたっぷり5時間。夏には富士山静岡空港に小松空港便が飛ぶので、そしたら近くなるかも。

今回、初めて「しらさぎ」というJRの電車に乗る。名古屋から金沢まで約3時間、ローカルな電車の北陸一人旅。米原で進行方向が変わるのだが、うつらうつらしていたら隣の人から「イスの向きを変えましょう」と言われた。周りを見ると、みんな当たり前のようにイスの向きを変えている。そういうルールなんだ。

この隣の人、金沢まで一緒であったが、司馬遼太郎著『坂の上の雲』を読んでいた。この小説、30年くらい前に読んだなあと懐かしい。ちなみにヲレは宮嶋茂樹著『私の異常な愛情 不肖・宮嶋流 戦争映画の正しい観方』(文庫版)、こちらも面白すぎる。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)


さて、まとめ。「しらさぎ」からは期待していた海がまったく見えない。北陸本線、途中の駅はむちゃくちゃローカルでいい雰囲気。一方、金沢駅はきれいで立派だ。25年ほど前に来たが随分と雰囲気が変わった。意外にも今日は春のように暖かく、冬の日本海のイメージはない。北陸に来て初めての昼食は、北陸海鮮丼。美味しいぞ。