夏祭り、親父バンドにムラムラ

夏のイベントが各地で行われている。今年はいくつかのイベントにかかわり、熱い夏を過ごしている。

某企業の納涼祭に招かれたとき、親父バンドの演奏を見た。GS(グループサウンズ)を中心とした演奏であったが、40代後半の親父たちは楽しそうだった。自分もギターをもう一度、取り上げてみたくなった。

リーダーの方は、見知っている人。演奏が終わり、私たちの席に来てご苦労さんの乾杯をした。ところが、そこでの同席した50代後半の管理職(役員)の一言に思わず飲み物を吹き出す。

「来年は、ディープ・パープルのハイウェイスターをお願いします。あのリフが忘れられないだよねえ。」

納涼祭にネクタイをして参加する髪の毛も薄くなった重役さんがいきなり何を言い出すのかと仰け反ってしまったよ。そんな青春時代を過ごしてきたのねと微笑ましくもある。この申し出に対してリーダーは、

「高校生の時には弾けたのだけれどね。やってみますか、来年。」

なんて、適当に答えていた。いやはや、来年の納涼祭が楽しみだよ。