集中して文章を作るためのツール、DrakRoom

例えば、このブログにエントリするための文章はエディタでテキストファイルを作り、それをコピペして登録している。エディタは、フリーウエアの"Mk Editor"を使っている。

ところが、文章の作成中に、メールを見たり、サイトを次から次へと見続けたりして、どうにも集中できないのが現状。ついつい、そちらに目が移ってしまうのだ。裏を返せば、画面上にエディタの作業エリアしか表示されていなければ、目移りもしないということ。今まで、そんなことは考えたことはなかったのだが、世の中には同じようなことを考えている人がいるようだ。

他のブログなどでも紹介がされているが、"DarkRoom"というWindows版のエディタがそれ。Mac版は"WriteRoom"で、こっちはシェアウエア。これが素晴らしいのだよ。

起動すれば自動でフルスクリーン。バックは黒地、文字はグリーン。改行マークもスペースもメニューバーも表示されないという徹底ぶり。雰囲気は、20年前の業務用ワープロ専用機。懐かしさを感じさせるところも良い。

反射が少ないので目にも優しい。デスク周りはあまり明るくしない方が見やすいかもしれない。作家にでもなったような雰囲気が漂ってくるよ。

エディタの機能としては、どうせ作るのがテキストファイルなのだからファイルを開くと保存くらいの機能があれば良いわけで、余分なコマンドやメニューは不要。標準的なショートカットCTRL+N,O,S,F(新規作成、開く、保存、検索)は用意されているので、操作上まったく困らない。シンプルな操作性は、MS-DOSの時代にタイムトリップしたような気分。

とにかくこのエディタを使って、文章作成に集中せざるを得ない状況にしてしまう。ブログのエントリ程度の短い文章であれば、集中してチャカチャカ入力し、そうして余った時間を有効に使おう。