スタバではグランデを買え!

よく売れている本、Amazonで1195位。副題は「価格と生活の経済学」とあるが、そんなに堅い内容ではない。実にわかりやすく、ものの価値や価格を解説しているところが良い。

スタバは一つの例で、例えば携帯電話や薄型テレビなど身の回りのものを例として消費者と企業側との両面から生活の裏側を紹介している。

まず、最初に出てくる「取引コスト」は、ヲレも常に意識していることで、普段の生活の中での判断基準としては基本的なところ。取引コストを理解するだけでも、随分の効率的で効果的な生活がおくれるのではないかと思う。

目先のことだけで判断しようとする世の中の深慮のなさに時々憂うことが多いが、こんな本でも読んで一度考えてみてもらいたいと思う。例えば「子供の医療費の無料化が不公平を助長する」なんてまさにそのとおりで、もっと声を大にして主張してもらいたいところ。

最後に一言、ヲレのテリトリーには、スタバは存在しない。情けなし。