考具

「考具」とは、考える道具のことで、いわゆるシンキング・ツール。ソフトの部分が主であるが、それらを保管する位置づけで、カバンとかノートとかパソコンとかのハードの活用が述べられている。帯には、「丸腰では仕事はできない」とあるが、まさにそのとおりでこれらツールを知っているか否か、活用しているか否か・・・これは大きな違いがでるだろう。アイデアマラソンではないが、常に考えるという姿勢は大切ではないか。

これらツールはすでにいろいろな書籍や人たちにより紹介がされているが、この本ではそれらを簡潔に説明し紹介している。具体的には、

などなど。有名どこばかりだよね。気になったらそれぞれを追求していくのも良い。

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

この本は、とにかく簡潔に説明がされているので判りやすい。この類の本は手元に置いて、時々パラパラと眺めてみるのが良いだろう。どちらかと言えば、新書サイズで欲しいところ。良書である。