後期高齢者医療制度

2年間かけて作り上げた後期高齢者医療制度のスタート初日に長寿医療制度と名称変更を指示した福田と桝添には呆れるぞ。2年間、何していたのか。2年間、疑問に思わなかったのだから、一部の声に対してしっかり耐えてもらいたい。

制度が判らないと曰う人たち。知らなかったと怒る人たち。でもね、少なくとも自治体広報紙では何度もお知らせしているのでは。そもそも、知ろうとしない、努力しない、意識をしない人が多すぎる。知らないではすまないことが多くある。

75歳以上の人を一つの健康保険に集約する。このシンプルさがどうして複雑なのか。どうしてこれが差別になるのか不思議だ。

また、「お年寄りの年金から天引きするなどもってのほか、むしろ無料にすべきだ」という某政党議員。国民健康保険や社会保険の扶養から移行されるのだが、国民健康保険などと比較すれば、多くが保険料は安くなるらしい。国民健康保険を支払わなくなることを取り上げず、後期高齢者医療保険の支払いだけをクローズアップする野党とマスコミ。責任は重大だ。

正しい情報を判るように伝える努力をだれもが怠っている。そして、正しい情報を拾い上げようとする努力も怠っている。声の大きい者が正しいのではない。そんな理解をすべきだ。