フランドル

つまらない。あえて褒めるなら、パッケージとコピーの効果は凄いと思わされる作品。つまり、パッケージと甘い言葉には騙されるな!である。

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どんだけ2006年カンヌ国際映画祭で評価されたか判らないが、正直言ってつまらない。アート分野は、褒めようとすればいくらでもそれは可能で、それが万人に理解できないのは仕方がないみたいなところがある。

でもね、この作品。パッケージから受け取るイメージは、それらとあまりにも乖離している。これを消費者である我々に受け入れろといってもそれは無理。

それに、作品としても観るだろうと想定される人に対しての配慮など何もない。少ない会話、繋がりのないカット、演技指導を受けていない出演者、リアル感がない嘘っぱちの戦闘シーン。まさに独りよがりだ。