Windows XPとMac OS X Leopard

Windows XP環境とMac OS X Leopard環境、どちらが使いやすいかということであるが、一つは慣れという問題がある。単純に比べられない。

今現在なら、Windows XP環境の方が同じタスクをこなすならば絶対に早い。これは、長年培ったノウハウと経験に基づくツールやソフトウエア、環境設定などがその理由。しかも、条件としては、職場でヲレが使用しているパソコンか自宅のメインパソコンの場合。他人が使っているパソコンとか買ったばかりのパソコンの場合は、時間が倍かかるだろう。

買ったばかりのMacBookMac OS X Leopard環境も、少しずつであるが環境を整えつつある。

Web閲覧とメールはメインパソコンと同じ作業ができるようになった。ただし、まだメールの原本保存はWindows XPのメインパソコン。今までの資産が膨大だ。加えて、ユビキタス環境を整えるためにGmailを使い始めた。これならどこでも同じデータを参照する事ができる。必要なメールは、Gmailにindexを付けて転送している。

文字入力は、ATOK2008とことえりでは勝負にならない。ことえりも思ったより悪くはないのだが、シンプルすぎる。シンプルは歓迎するが、キーアサインも含めもう少し機能が欲しい。悩んだ末、FEPについては、ATOK2007 for Macを手配中。

ブログ原稿を作るためのテキストエディタは、Mac OS X Leopard対応のCotEditorというフリーウエアを使っている。

CotEditorにした理由は、機能的にシンプルであることと、他のソフトで発生した原因不明の文字入力時の揺れが起こらないため。文字入力時(未確定文字)の揺れは、なにかフォントの指定とかFEPを変えるとかの手段があるだろうが、インターネットで検索しても解決方法がでてこない。たぶん、多くの初心者が悩んでいる問題だと思うのだが。



CotEditorのもう一つの良いところは、編集ウインドウのバックを透き通らせることができること。MacBookは1240×800の解像度であるが、使い始めると意外に狭い。これでは、ウインドウを並べて使うことはできない。しかし、他のウインドウ(特にブラウザのウインドウ)を参照したときは多々ある。その場合には、この編集ウインドウの透明化は非常に有益だ。透明度も設定でき、ヲレの設定は65%。これなら、下側の文字が読み取れる。

こうしてMac OS X Leopardの環境が整ってくると、これからの方向性が見えてくる。仕事ではWindowsというのは変えられないので、プライベート使用だけに限ることだ。Windows XPのメインマシンは、まだ3年は使えると思っているので、最終判断はそのくらい先。Mac OS X Leopardを使いこなした上で判断したい。