ゼブラ クリップ・オン・マルチを改造

ほぼ日手帳のマス目を文字で埋めていくには、PILOT HI-TEC-C coleto 0.3mm の3色マルチペンが最適ということで1年間これを使ってきた。仕事の打ち合わせや日常のメモまですべてほぼ日手帳一つでこなしている。情報の集約という意味では非常に効果が高い。

ただし、様々なシーンで使うということを前提で考えると、まだまだ言いたいことがある。例えば、

  • 未定の予定を書き込むときは、確定までの間、消すことができるシャープペンシルを使用したい。確定後の変更は見え消しが妥当であると思うが、この辺に予定を入れたいという程度のメモは、ざっくり書きたい。
  • 仕事は黒ペン、私用は青ペン、重要事項は赤ペンで統一して記入をしているが、もう1色使えれば自分の意見や考えなど用として使いたい。
  • これらの機能を1つのペンに集約したい。しかも、色ペン先は0.3mmを確保。できたら書き味の好みからゲルインクが理想。
  • 当然、ほぼ日手帳のペンフォルダーに刺すことができるグリップサイズが確保されていること。

など。市販のマルチペンで上記をクリアしているそんな都合の良いものはない。

インターネットで調べてみると、やっぱり同じようなことを考えている人がいるわけで、その方法が「ゼブラ クリップ・オン・マルチ」を改造するというもの。かなり有名であちこちのブログなどに書かれている。

ということで試してみた。大げさに改造というほどでもないのだが。ちなみに、「ゼブラ クリップ・オン・マルチ」は、4色ボールペンに0.5mmのシャープペンシルがセットになったマルチペン。450円で購入。

改造の仕方は次のとおり。改造は大げさだが。

1 用意するもの 好みの色でPILOT HI-TEC-C coleto 0.3mmレフィルを4色、クリップ・オン・マルチ、カッターナイフ。レフィルは、0.3mmでなくてもかまわないのだが。

2 クリップ・オン・マルチの軸を外す。

3 クリップ・オン・マルチの任意の色のボールペンをノックした状態で、レフィルを引っ張ってレフィルを外す。

4 PILOT HI-TEC-C coletoのレフィルのプラスチック部分をねじりながら外して、クリップ・オン・マルチのレフィルと並べる。PILOT HI-TEC-C coleto のレフィルの方が数ミリ長いので、カッターナイフで同じ長さにカットする。

5 カットしたcoletoのレフィルをクリップ・オン・マルチに差し込み、これを4色繰り返せば完成。心配したペン先のぐらつきもなくしっかり書ける。ほぼ日手帳のペンフォルダにもぴったし(写真:フォルダに刺さっていないペンは、PILOT HI-TEC-C coleto)。

クリップ・オン・マルチは、ボディの質感を高めたクリップ・オン・マルチ1000という製品もある。もう一本、これで改造してみるかな。こういった改造ができるのは、レフィルの口径が同じであれば可能。いろいろ試してみるのも楽しいかも。