超極細ペン uni-ball Signo bit

ヲレは気が小さいので、文字も細かくて小さな弱々しい字を書く。だから、ペン先は細い方が良い。

長らくサクラクレパスの"PIGMA 0.5mm"が定番であったが、より細く筆圧が強くても大丈夫な"PILOT HI-TEC-C 0.3mm"(写真の最右)が発売されたときには、本当に飛びついた。0.5mmの壁は厚かったよね、随分と年数が掛かった。ここから極細ペン戦争が始まる。

PILOT に一気に0.2mmも先を越された三菱鉛筆は"uni-ball Signo 0.28mm"(写真の右から2番目)を投入。遂に、コンマ一桁の精度の争いになる。ヲレは素早くこれにも飛びつく。0.02mmにこだわり、赤も黒も"Signo"で書きまくる。

そこで、ほぼ日手帳も"Signo 0.28mm"の黒でよかったのだが、そのうちに欲求不満になる。黒一色では表現力に欠けるのだ。重要なことは、赤で書きたい。でもペンを2本持っているのは面倒だ。長い間、0.3mm以下のペン先で多色ペンタイプを探していたのだが、そう言った製品は発売されなかった。悶々とした日々が続く。

これを解決してくれたのは、"PILOT HI-TEC-C coleto 0.3mm"(写真の右から3番目)。0.02mm後退したが、そんなことは関係ない。人類の歴史上初めて発売された0.3mmペン先の3色ペンなのだ。

ほぼ日手帳のペンホルダーにはいつもコレが刺さっている。黒は仕事、青は私用、赤は重要事項と色分けをしている。一気に手帳が見やすくなる。

で、この先は趣味の世界となるが、最近発売されたのが"超極細 uni-ball Signo bit 0.18mm"(写真の最右)で、これには驚き思わず購入。0.18mmですよ。一気に0.1mmも記録を更新。

世界最細で、ペン先は注射針のようだ。このペン先を「ニードルポイント」というらしい。ゲルインクは従来の書き心地と変わらず、ペン先だけではなくインクの研究がこの細さを実現したのだろうなと実感する。

残念ながら多色ペンは発売されていないので、これが出たらかなり迷うところ。

面白い世界だな。日本の技術力が高々100円とか200円という文房具の世界でも活かされていることが嬉しい。

そう言えば、「ほぼ日手帳2008」が発売になった。ヲレは、4月始まりのSPRINGを使っているので2月に購入か。

まだ、夏が終わったばかりというのにね。はあ〜。