競輪選手の名前
先日紹介した『なぜ老兵は闘い続けるのか』の著者は、黄金井光良。井戸から黄金が湧き出るようで縁起がよい。「バンクは集金場所」と言わしめた著者にぴったしの名前だ。その他、この本では競輪選手で面白い名前を少し紹介しているが、その中でも素晴らしいのは、
- 追風進 選手
で、まさに競輪選手にピッタリの名前だ。矢のような捲りが決まりそう。
記念競輪の名称も地域性や季節感がある。競輪は競馬と違って競輪場も多いし全国のどこかで年中開催しているので、その地域の特色を盛り込んだノリの軽い名称になっているのかな。まあ、競輪は地域性が大きなファクターとなっているので、それも良いか。手元にある競輪場の6月のチラシを見るだけでも多種多様だ。
- 湘南ミルキーウエイレース(平塚) ※そんな道路あったっけ。
- 玉藻杯争奪覇闘(高松) ※「玉藻」ってなんだと調べてみると、藻の美称とのこと。
- アミノバリュー杯(防府) ※なんじゃい
- 瑞峰立山賞争奪戦(富山) ※ヒルクライムではない。チラシには「頂上決戦」という大きなタイトルが付いている。
- 駅鈴杯争奪戦(松坂) ※理由不明
- 牛若丸賞(京都) ※古都京都らしい。
- むつごうろう賞争奪戦 ※競輪らしくない。
- 中国台湾料理味仙賞争奪戦 ※料理対決かい!
なんか楽しいね。旅打ちってやってみたい。各地の美味しいもの食べながら、ああ、夢のよう。