技術空洞

非常に読みにくい光文社ペーパーバックス。英語混じりの4重表記。光文社は、日本語表記の未来形と言っているが、あきらかに改悪。特にこの本のように製品名や型番が英数字で表記されているものでは、そこに意味のない英単語が併記されると思考が中断する。光文社の自己満足。

技術空洞 Lost Technical Capabilities (光文社ペーパーバックス)

技術空洞 Lost Technical Capabilities (光文社ペーパーバックス)

書籍の形態は如何なものかと思うが、内容は面白い。技術が消えブランドだけが残った天下のソニー。消費者であるヲレもそう感じているが、元社員である著者がこれを詳しく分析している。

読んでいて感じたこと、我が社も一歩間違えばソニーと同じ運命を辿りそうだということ。本来業務を忘れたソニー、目の前の利益に飛びつき現場を忘れたソニーの悲劇は人ごとではない。