Nintendo Wiiは、凄い

Nintendo Wiiは、凄い。どこでも言われているように、ゲームの垣根を取り外した。その証拠に、ゲームを触ったことのない我が家の同居人も子供と一緒に遊んでいる。

Bluetoothによるリモコン操作、快適そのもので、恐ろしく完成度が高い。Wii Sportsなどをやっていても、全くの反応に遅れが無く正確。上下左右、前後の傾き、それぞれの距離を瞬時に受信し処理がされていく。たかだか25000円のゲーム機の完成度とは思えない。

造作も良い。本体を設置した時の安定感、コネクタ部品の出来など、諄いが完成度が高い。そして丁寧に作られている。リモコンに入れる電池ボックスなど、見えないところに金を掛けるのだと疑問に思うくらいこだわりの部品(写真)。任天堂の意気込みがこんなところにも表れている。

ソフト部分も新しい発想で作られている。みんなで楽しもうという発想。従来のゲームにあった一人で画面を見つめ黙々とコントローラを操作する引きこもり的なイメージは全くない。

そして、様々な心憎い仕様も用意されている。例えば、誰が何時間どのゲームを遊んだのかを本体メールで記憶されたり、1時間連続で遊んでいると、休憩しなさいと警告がでる。親切。

今後、次々と新しいゲームの発売が予定されているが、従来型のゲームシステムでは通用しないのではと思う。これらがWiiが持つ新たな機能と発想をどのように取り組んでくるか楽しみ。

ただし、遊んでいてあれこれ凄いと感動しまくっている一方、汗流しながらWii Sportsなどをプレイして自分をどこかで冷めた自分が「世も末だ」なんて呟いているところも事実。ほんのちょっとであるが。