卒業式まで死にません
妙に明るくさばさばした文章が続く。最後の1週間は、何かあるぞという焦燥感溢れ死に至る。やりきれない読後感。
- 作者: 南条あや
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/02/28
- メディア: 文庫
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しかし、この親父。かなり悪いね、すべてが真実ではないが、母親の居ない家庭の父親として、その義務を果たしていない。責任重大。何とかならなかったのか。
ヲレは、分裂病と診断された知人をほぼ通常の生活が出来る程度まで、付き合ったことがある。専門的知識がないヲレだが、やってやることは、一にも二にも、とにかく話を聞いてやること、そして、焦らないこと、頑張れと言わないことだけである。
南条あや、ドラッグマニアである。沢山の睡眠薬、抗不安剤、抗鬱剤などを溜め込んで、バリバリ飲んでいる。あるいは、粉にしてスニッフ。デパスも常用している。違いは、服用量。4倍も服用して眠れないと悩む。
で、ヲレのデパス錠は、最近服用してないので、どんどん溜まっていく。それにしても
日本の平均寿命が下がった。理由は、インフルエンザの流行と自殺だそうで、自殺って平均寿命に影響するほどあるのかと、あらためて驚いた。
厚労省は、昨年は春先にインフルエンザが流行し、3月の肺炎による死亡数が前年同月比43.1%増となったことや自殺の増加傾向が平均寿命の短縮をもたらしたと分析、「平均寿命が今後延びていく傾向に変わりはない」とみている。
そこで、この本を読んで気がついた。なんだ、デバスではなくてデパスじゃん。違い判りますかな。ということで、文系事務職のヲレは、このブログの名称を「遅筆堂本舗 デパスな日々」と変更する。デパス至上主義万歳。