長男が行方不明

日曜日、小学5年生の長男が行方不明、いやすれ違いというか、そんなに心配するものではない。とにかく夕方5時過ぎて家に帰ってこない。

取り敢えず、思い当たるところに探しに行く。最近の子は、ヲレが同じ年の頃よりも行動半径が狭い。パターンも単純だ。3カ所ほど探索。面白いことに、行く先々でヲレの知り合いに会う。そして、長男のことを訊くと、

「ちょっと前に見たよ」
「あそこを北の方に向かったよ、2人だった」
「ちょっと前、道路を渡ったところを見たよ」

面白い、長男の行動が場所場所の証言から描き出される。途中、知り合いの小学生に「早く帰るように」と声をかける。さて、長男の行き先を推理する。○○くんの家だ。急いで家に帰り、家内に○○くんの家に電話しろ、と指令。すると、「さっき家に帰るように言って、出かけました」と話している内に、玄関が開く音。

「おかえり〜」大きな声で迎えてやる。心配させるなと指導。近所付き合いも大切と実感。意外に人の子も見ているものだなと。