ウェブ進化論

著者は、(株)はてなの取締役、シリコンバレー在住。ヲレとあまり歳が変わらない。あまりにも違いすぎる、その存在感。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

この本も全額を楽天ポイントで支払い。新書の新刊本をネットで買うには、送料無料でないととても買えない。Amazonマーケットプレイスでは310円も送料を搾取される。と、これはこの本の内容とは関係ない話。

ブログ、グーグル、オープンソース、この辺の状況がさらっと理解できた。それなりの方は、そんなもの当然みたいな知識かも知れないが、文系事務職のヲレにとっては、わかりやすい入門書。お勧めだ。

グーグルについては、凄いとわかっているけど、どう凄いと言葉で表現できなかったが、

世界中の情報を組織化し、それをあまねく誰からでもアクセスできるようにすること。

この表現には「そのとおり」と3回頷く。そうなのだ、毎日利用していて、凄い凄いと思いながらYahoo!とどう違うのだと線引きが出来なかったが、これでスッキリ。「世界中の情報を組織化」って、言うは簡単、でも出来ないって、CIAとか世界的なスパイ組織(死語に近い表現)とかSFじゃあるましとかね。しかも、文系事務職のヲレでもそのデータにアクセスできる、まさに革命だ。

オープンソースについては、偶々『それがぼくには楽しかったから』を読んでいたので理解。偶然っぽい概念だと。

いずれにしろ、『ウェブ進化論』を読むことは、取り敢えず、一般的に今のウェブの現状を知るには良い教科書であると思う。