ツ、イ、ラ、ク

最近、世の中のことが判らなくなってきているので、この小説『ツ、イ、ラ、ク』の著者である姫野カオルコという人もよく判らない。どこかで聞いたことがある程度。

おっと、著者紹介がある。なんと、ヲレより若いじゃないか。小娘だと思っていた。表紙のイメージに騙された(笑)。

ツ、イ、ラ、ク

ツ、イ、ラ、ク

しかしだ、昨日書いた『女文士』よりはマシであるが、この『ツ、イ、ラ、ク』も同じ。どうして読者を最初の数十ページで引き込まないのか。主人公は誰?何がテーマ?どこが魅力・・・。やっぱり105円で買った本は、買うに至るまでの高揚感などその本に対する思い入れが希薄なのか。良くない傾向だ。

ちなみに恋愛小説とのこと。40過ぎた雁字搦めのおじさんには無理かな。