外国人部隊

イラクで武装勢力に拘束されたとみられる日本人のニュースは、当事者が、昨年12月までフランス陸軍の外国人部隊に所属していたという部分がクローズアップされ、最近では何の事件だか判らない状況になっている。日本政府の取り組みが積極的でなく状況も進展しないということもあろうが、それにしてもだ。

そういう自分も少なからず興味があることは間違いなく、その昔、新谷かおるの『エリア88』が大好きで嘗め回すように読んだことを思い出す。

エリア88 (1) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)

エリア88 (1) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)

昔ついでに本棚を探したら、柘植久慶著『世界最強の男たち ザ・グリンベレー』が出てきた。著者略歴を見ると、おおっやっぱりフランス外国人部隊出身だ。

外国人部隊というと、身分や過去を隠した何か曰く付きの屈強な男の集団というイメージであるが、最近の報道を見ていると、やっぱりそんな感じ。今回、イラクで拘束されたとみられる方の場合、身内も外国人部隊に所属していたということも知らなかったらしい記者会見をしていた。
また、英国系警備会社に所属してイラクで働いていたと言うことであるが、この警備会社も英国特殊部隊S.A.Sの元士官が設立した会社であり、生っぽいリアル感がある。この会社も、私の大好きなイギリスのドラマ「S.A.S英国特殊部隊」(S.A.S.英国特殊部隊II http://www.pcinema.jp/0409/be51050_sas/)で描かれている世界をそのまま引き継いでいるのだろうなと想像するとまたまたリアル。


外国人部隊に行こう!(http://www.taisa01.com/index.htm)というWebがある。フランス外国人部隊に所属してた日本人の方の体験記などが書かれているが実に読み応えがある。
中に外国人部隊入隊マニュアルというコンテンツがあり、具体的な試験の内容など書かれていて面白い。パリ志願所に行くためのメトロ(地下鉄)の乗り方(地図付き)まで記載されていると、ちょっとその気がある人は、うっかり行ってしまいそうで怖い(笑)。

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