蔦の細道

運動不足を解消するため、静岡県岡部町の蔦の細道散策道を歩いてきた。
蔦の細道とは、平安、鎌倉、室町期にかけて東西を行き交う主要道路だった古道で、伊勢物語にも登場する。
蔦の細道、旧東海道、明治トンネルとぐるりと一周、昼食も含めて約2時間、のんびりと歩くことが出来る。蔦の細道は、山越えの登山道であるが、道は整備され迷うことなく危険ではない。(写真内の石碑の左側が登山道)
旧東海道は完全に整備された散策道で気持ちが良い。途中、国道150号バイパスのトンネルを陸橋から眺めることになるが、古き時代の道と自動車社会の高規格道路の差が面白い。昔の人の苦労を想う。
明治トンネルは、レンガで出来た小さなトンネルであるが、中はヒヤリと涼しく気持ちが良い。どばっと出た汗が一瞬でひいてしまう。
蔦の細道を歩いていると、南アルプスなどを歩いていた頃を思い出した。もう一度、雲海の上を歩いてみたい。