「冬のソナタ」をもっと楽しむ本

市吉則浩編、二見書房、1200円。
いまさら冬のソナタもないが、読んでみると結構面白い。帯を見ていると読むのがイヤになってしまうマイナスのオーラを感じるが。韓国の文化がとてもよくわかる。韓国は2度行った事があるが、この本を読んだ後なら、市井や街中での人物ウォッチングも楽しいかもしれない。
いずれにしろ、よくわかるのが、この「冬のソナタ」というドラマが、当たり前であるが韓国で作られ、韓国の文化や風俗を描いているということだ。いくら「キャンディキャンディ」が参考にされているとはいえ、日本ではこうは作られないであろう。しつこいが韓国のドラマである。
だから、どっぷりその魅力に浸かるのであれば、この本に書かれているような事を理解して、日本語吹き替えではなく韓国語オリジナルバージョンで見るべきであろう。

「冬のソナタ」をもっと楽しむ本